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小学生の学力低下の二大要因 ―スマホと“探究型授業”の落とし穴

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

近年、小学生の基礎学力低下が教育現場で深刻な課題となっています。その背景には、二つの大きな要因があります。①スマホの影響②探究型授業の現場での運用の問題です。


スマホが奪う「集中力」と「学習時間」

スマホの普及により、子どもたちの生活は大きく変わりました。動画やSNSに触れる時間が増え、宿題や読書に充てる時間が減少しています。さらに、短時間で刺激を得る習慣が身につくことで、長文読解や計算に必要な集中力が低下しているという指摘もあります。


探究型授業の“理想と現実”

探究型授業は、本来「思考力や表現力を育てる」ことを目的としています。しかし現場では、「時間とは何か」「幸せとは何か」といった抽象的なテーマの議論に偏り、肝心の基礎学習が後回しになるケースが見られます。 例えば、「時間とは何か」を話し合う授業は哲学的で面白いものの、時計の読み方や時間の経過を計算する練習が不足し、子どもが日常生活で困るという事例も報告されています。


だからこそ、基礎学力の徹底が必要

探究型授業を否定するわけではありません。しかし、深い探究は確かな基礎の上に成り立ちます。読む・書く・計算する力は、すべての学びの土台です。基礎が不十分なままでは、どれほど議論を重ねても「考える力」は育ちません。


ニッケンスクールの取り組み

ニッケンスクールでは、将来子どもたちが本物の探究を楽しめる人間になるために、基礎学力の徹底を教育の柱としています。

  • 自立学習とコーチングで「読む・書く・計算する」力を確実に定着。

  • 「精読」「反復」「要点の暗記」といった基本学習姿勢を身につける。

  • スマホ利用のルール化で、学習時間と集中力を守る。


ご家庭での自衛手段

  1. スマホ利用のルールを決める

  2. 毎日の「ちょっとした計算」習慣

  3. 読書時間を確保する


結び

「スマホ」と「探究型授業」――どちらも現代教育に必要な要素ですが、使い方次第で学力低下を招きます。ニッケンスクールは、子どもたちの未来のために、基礎を大切にしながら探究を楽しむ教育を目指しています。今こそ、基礎学力の徹底が子どもたちの可能性を広げる鍵です。


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