

小学生の学力低下の二大要因 ―スマホと“探究型授業”の落とし穴
近年、小学生の基礎学力低下が教育現場で深刻な課題となっています。その背景には、二つの大きな要因があります。 ①スマホの影響 と ②探究型授業の現場での運用の問題 です。 スマホが奪う「集中力」と「学習時間」 スマホの普及により、子どもたちの生活は大きく変わりました。動画やSNSに触れる時間が増え、宿題や読書に充てる時間が減少しています。さらに、 短時間で刺激を得る習慣が身につくことで、長文読解や計算に必要な集中力が低下している という指摘もあります。 探究型授業の“理想と現実” 探究型授業は、本来「思考力や表現力を育てる」ことを目的としています。しかし現場では、「時間とは何か」「幸せとは何か」といった抽象的なテーマの議論に偏り、 肝心の基礎学習が後回しになる ケースが見られます。 例えば、「時間とは何か」を話し合う授業は哲学的で面白いものの、時計の読み方や時間の経過を計算する練習が不足し、子どもが日常生活で困るという事例も報告されています。 だからこそ、基礎学力の徹底が必要 探究型授業を否定するわけではありません。しかし、 深い探究は確かな


12月号を配布しました。
ニュースレターを配布しました。 明日のブログより、記事内容の抜粋を少しずつアップしてまいります。


中学生 定期テスト努力賞
今回の定期テストで頑張った方たちを紹介します。 中1 S君 450点 国語18点UP! 中1 S君 414点 前回より19点UP Nさん 数学40点UP 2人とも時間を決めて、計画的にコツコツと学習していました。 中2 Mさん410点(人生で初の400点over) 数学は入塾(今年6月)から35点UPしました。 中2 T君 英語20点UP 数学30点UP その他の科目の正確な数字を覚えていないので(〇点台等で計算) 総合点は40点以上UP! 中3は前回より全員UP! Mさん 中学自己ベスト Yさん 56点UP I君 3点UP Sさん 中学自己ベスト 週2回コースまでは1教科指導、週3回以上コースは普段は英数中心、テスト前は5科目対応です。 時間を決めて、しっかり学習できている人は必ず上がります。 「次こそは!」と自分を変えたい志のある方の体験学習をお待ちしています。


読解力を高める方法|「考える力」で記憶が定着する学習法
あなたは本当に「考えていますか?」 勉強や仕事で、ただ情報を追いかけるだけになっていませんか?「考える力」を身につけることは、 読解力を高め、記憶を定着させる最強の学習法 です。 なぜ「考える力」が重要なのか 意味を理解することで記憶が長続きする 丸暗記は一時的な点数アップには役立ちますが、応用力は身につきません。理解して考えることで、知識が深く結びつき、長期的に活用できます。 情報に振り回されない判断力が身につく ネットの情報や他人の意見に流されず、自分軸で判断できるようになります。 自己肯定感が高まる 「できる自分」を実感できることで、学びや仕事へのモチベーションが向上します。 「字ヅラだけ追う」 vs 「意味を理解する」 字ヅラだけ追う子 :文章から答えを探すだけ。 意味を理解する子 :なぜそうなるのかを考える。 例: 国語の設問「主人公はなぜ○○したのでしょうか?」 → 前者は文章中の答えを探すだけ。後者は「普通そんなことしないよな」と背景を推測。 英語の訳「I don’t like Ken, because he is alwa


偏差値アップのカギは「予測力」だ!
「もっと成績を伸ばしたい!」と思っているなら、ただ問題を解くだけじゃもったいない。成績が伸びる子は、 “次に何が来る?”を考えながら勉強している んです。 予測力って何? 予測力とは、勉強しながら未来をイメージする力のこと。例えばこんなことを考えてみよう: この公式はどんな場面で出るだろう? 次のテストで先生はどこを聞いてくるかな? どんなミスをしやすいだろう? こういう“小さな予測”を積み重ねると、勉強が 受け身 → 主体的 に変わって、理解力も一気にアップします。 予測力があると何がいい? テストに強くなる! 出題の意図を読む力がつく。 ミスが減る! 落とし穴を事前に回避できる。 勉強が楽しくなる! 「次はこう来る!」とワクワクする。 今日からできる!予測力トレーニング 問題を解く前に「この知識はどこで使う?」と考える。 解き終わったら「次に出るとしたらどんな問題?」と予想する。 間違えたら「なぜ間違えた?次はどう防ぐ?」を振り返る。 ニッケンスクールでは、こうした“予測力”を育てる指導をしています。 ただ解くだけじゃなく、考える力を


大学受験の誤った思い込み
今日は、いつも教室でお伝えしていることですが「大学受験の誤った思い込み」についてです。 ニッケンスクールは、ちはら台という町の小さな教室です。 それでも、東大、高知大(医)、琉球大(医)、千葉大理等の国立理系、早大、慶大の文系学部、理系学部に合格者を 輩出しています。 ニッケンスクールでお伝えしている大学受験の誤った思い込みについて、ぜひ、多くの受験生は振り返ってみてください。 受験は時間との勝負です。 正しい、適切な方法でしっかり合格を勝ち取っていきましょう。 ①授業や個別指導を受けて、難問を理解することが大切だと思い込んでいる ②解説も見ないで自力でわかるまで考えることが大切だと思い込んでいる ③志望校を早く決めて、過去問や個別対策を託さのこなうことが大切だと思い込んでいる ④基礎問題集では、偏差値60までしか成績が伸びないと思い込んでいる ⑤難関大学に合格した人や優秀な人のまねをすれば、合格できると思い込んでいる ⑥授業や動画学習や個別指導を受けないと勉強ができないと思い込んでいる←最大の誤り 教えてもらうことは勉強時間にカウントしない


アメリカ企業 10月の人員削減発表は20年余りで最多
皆さん、こんにちは。 本日はこんなニュースをお届けします。 20年余りで最多 米企業による10月の 人員削減発表 は、同月として過去20年余りで最多 となった。 人 工知能(AI)の浸透による産業構造の変化とコスト削減の加速が背景 にある。 米民間再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、10月に発表された人員削減数は15万3074人で、前年同月のほぼ3倍。中心はテクノロジー企業と倉庫業だった。 チャレンジャーは「一部の業界ではパンデミック期の採用ブームの反動が起きているが、 主因はAI導入の進展、個人消費や企業支出の減速、コスト上昇 だ。これらが経費削減や採用凍結につながっている」と指摘した。 AI時代に生き残れる人材となるには何が必要でしょうか? 1. 技術スキルの習得 AIリテラシー :AIの仕組みや活用方法を理解することは必須です。プログラミングやデータ分析の基礎を学ぶと、AIを使いこなす力が身につきます。 データ活用能力 :AIはデータが基盤です。データの収集・分析・解釈ができる人材は価値が高まります。 2.


スマホではなかった「学力低下」の意外な盲点
こんにちは。 本日は、こちらの記事をご紹介します。 スマホじゃなかった?「学力低下」の意外な盲点 要約をすると 文部科学省の調査 によって、小学6年生と中学3年生の学力が2021年度より著しく低下していることが明らかにされた。 一部では「スマホの使いすぎ」が原因と考えられていたけど、実際には 探究学習やグループワークの増加 が基礎学力の習得機会を減らしている可能性があると指摘されている。 塾関係者からは「分数の足し算どころか、四則計算すらできない子が増えている」との声もあり、 語彙力の低下 も問題視されている。 今後は、小学生の段階から基礎学力を強化するために、塾などでの早期教育が重要になるという見方もあるよ。 スマホだけじゃなくて、教育の構造そのものに見直しが必要である。 実は、この現象はニッケンスクールの現場でも本当に実感しています。 何年か前は、小学生のほとんどが質問なしに進められた教材を、今は、ほとんどの児童が質問をしなければ勧められないのです。 また、ニッケンスクールは週一回の方は算数を学んでいただいていますが、今年は、自宅


推薦入試が半分を占める時代。でも“体験で合格”は幻想です
近年、大学入試の大きな潮流として「推薦入試」が急速に広がっています。文部科学省のデータによると、大学入学者の約半数が推薦や総合型選抜(旧AO入試)で進学している状況です。この変化を受け、教育業界では「活動実績や探究学習で合格できる」というキャッチコピーが飛び交い、高額な海外研修や“キラキラ体験”を売りにするビジネスが急増しました。 しかし、ここに大きな誤解があります。結論から言えば、「体験だけで合格」は幻想です。 難関大学は何を見ているのか? 早慶上智やMARCHといった難関大学の総合型選抜で合格するのは、依然として学力の高い生徒です。実際の現場では、探究学習で華やかな実績を積み上げた生徒が全敗し、ひたすら勉強に打ち込んだ特進クラスの生徒が複数合格するケースが珍しくありません。 なぜこうなるのでしょうか?答えはシンプルです。総合型選抜の「中身」を見れば一目瞭然。大学は依然として学力を重視しています。小論文や面接で問われるのは、知識を基盤にした論理的思考力です。どれだけ豪華な体験を積んでも、学力が伴わなければ評価されません。 「お金で買った体験」


本日は防衛医科大学校第一次試験日
本日は、2026年度の医学部関係では初の入試防衛医科大学校の第一次試験日です。 ニッケンスクールでは、医学部受験の方には、こちらの受験をお勧めしています。 その理由は、以下の3点です。 ①医師になるチャンスが増える 医師になるには、一定の課程を学び医師国家試験に合格する必要があります。 防衛医科大学校は、この受験資格が得られるだけでなく、 学費は無料、衣食住の心配もいりません。 身分は、 特別職国家公務員 となりますので、一定額の手当ても出ます。 保護者に経済的な負担をお願いすることなく医師になるチャンスが増えます。 ②受験のチャンスが増える 防衛医科大学校は受験料が無料です。ですから、受験のチャンスが無料で増えるわけです。 ニッケンスクールは、高額な医学部専門予備校ではないので、私立大学の医学部は無理なので「国立大学に」と 志望されるご家庭の子弟が多いのです。 その場合、国立大学医学部受験の機会は、共通テストと前期日程にほぼ偏っています。 後期日程の大学もありますが、その数は少なく、また後期のみの山梨大学医学部は東大や関東圏国立大(医)を























