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受験に勝つ7つの習慣

第1の習慣 「問題集を3冊やるより、一冊を3回やる」

 

あなたはだらだらと勉強していませんか、集中して勉強していなければ絶対に実力はつきません。

定期テストや入学試験日までの計画を立て、やるべきことを明確にしてみましょう。

参考書や問題集の絞込みについて考えてみたことはありますか。

問題集を多くやればやるほど効果があると錯覚している生徒が結構たくさんいます

 勉強の根本は、やはり繰り返しです。

教科書や重要な参考書、問題集などを何度も繰り返すことが根本なのです。

情報としてはいろいろなことを知らなければいけませんが、断片的な知識ばかりで体系的にまとまっていないので結局成績が良くないことが多いです。

これはある程度集中力と関係しますが、反復することが大事なのです。

知っていることでも何回も読んでいるうちにまた違う発見があったりして、次第に精通してくるわけです。

「あれっ。こんな重要で大切なこと書いてあったっけ。知らなかった。」などということがかなり頻繁にあります。

何度も読んで新しい発見をすることが大事なことであり、結果的には、非常に実力が付いた感じになります。

あせってくるといろいろなものに手を出して収拾が付かなくなりがちですが、「絞り込んで繰り返す」ということが、受験においては大事なのです。また社会に出てから本格的な仕事をする際にもそれは大事なことです。

「重要なものを繰り返し繰り返しやれば実力が付いてくる」ということを知らなければいけません。反復と継続が実力の源なのです。

試験においてがんばって手を広げすぎると、知識がバラバラになってしまい、実力が上がるまでに非常に時間がかかってしまいます。

受験勉強は多くの場合、1年単位のものです。

1年間で自分が勉強できるものを考えると、時間は非常に限られています。受験勉強は結局、限られた時間で合格水準を超えることが目的なのです。

一生をかけて教養を身につけることは非常に大事であり、これはこれでやっていかなくてはなりません。

 

しかし、受験という当面の目標を考えた時には、受験日までに要求される合格水準を超えることが大事なのです。試験に出ないものを覚えても得点にはなりません。したがって受験勉強においても、絞込みの理論が必要になってきます。

教材は無数にあり、たくさんの教材をあれこれ読み歩いていると、結局、どれも身に付かずに終わります。

どの教材も少しやる程度で十冊、二十冊とやっても、当然それらを1年間でマスターすることはできません。

勉強のよくできる友人たちに、「どんな勉強をしているのか」と聞けば、「この参考書を使っている」「この塾へ行っている」「この問題集を使っている」というように、各人がそれぞれ違うことを言います。

それでみんなのいうことを全部やろうとすると、時間がなくなって失敗してしまうのです。

教材は、合格した人が使っていたと聞けばあれもこれも欲しいのは事実ですが、「合格という目的に照らして、もっとも適切なテキストはどれなのか」ということを考え、ある程度テキストを絞り込まなければいけないのです。

1年という限られた時間を考えたとき、「とりあえずこれを1冊やれば受かる」というものがあるならば、それに絞り込んでいかざるを得ないわけです。

 すでに合格した先輩などの体験談とか、予備校や塾のアドバイスとかで、「この教材が一番よい」と言うものがあれば、それを1冊まずマスターすることに全力を注ぐことです。

そうすると1年という短期間で合格レベルに達しやすいのです。

 ところが、例えば三冊をマスターしようとしても、なかなかそうは行きません。

一定の実力をつけるためには、繰り返しが必要であり、三回、五回と繰り返せば、力が付くのです。

「三冊を一回よりも、一冊を三回」と覚えておいてください。

短時間でいかに成果を上げるかということであれば、重要なものに絞り込んでいくことが非常に大事になるのです。

 次に、「一定の期間内で一定のレベルに達する力」とは何でしょうか

これには大きく分けて二つの要素があります。

 その一つは能率、効率です。

一定の期間内で、数多くの教科を学習し、それを消化しなければならないので、かなり能率的な勉強ができなくてはなりません。

一時間あたりの効果が最大になるような勉強の仕方をしなければ、よい成績を上げることはできないのです。

 効率を追及する勉強法は、社会に出てからも役に立ちます。

大企業の多くが、新入社員を採用する際に、学歴の高い人をとりたがるのは、「勉強を通して能率を上げる方法を身に付けている人は仕事が速い」というメリットがあるからです。

その意味で、受験勉強は社会に出てからも非常に役に立つものだと言えます。

 もう一つの要素は、記憶力です。受験勉強においては、この記憶力にかなりの重点が置かれていることは否めません。

記憶力が最もよいのは十代のときであり、二十代を過ぎると、次第に衰えてきます。

したがって、十代の間にどれだけのことを学び覚えることができるかが一つの試練なのです。

 記憶中心の勉強は無意味なものかといえば、必ずしもそうではない面があります。

記憶力をつけ、多くの事柄を記憶することには、二つの効果があるのです。

 第一の効果は、思考や判断の材料か数多く手に入るということです。

例えば日本史や世界史を学んだ人と学んでいない人とでは、物事の考え方に大きな差があります。

歴史を学んだ人は、仕事で何か問題が起きたときに、」戦国武将の織田信長ならば、こうするはずだ、豊臣秀吉ならば、こうするだろう。徳川家康ならば、こうするに違いない」と考えることができます。

 こうした思考のできる人と、戦国時代の武将の名を全く知らない人とでは、思考の深みがかなり違ってくることは否定できません。

知識を集めることが、思考や判断の材料となり、ひいては人生を富ませることにもつながるのです。

 第二の効果は、記憶力をつける過程で能力が倍増するということです。

人間の肉体は鍛えれば鍛えるほど強くなると言われていますが、実は頭脳も鍛えれば鍛えるほど強くなります。

 古い時代において単純な農耕生活を営んでいただけの人と、現代のような高度情報化社会において頭脳を訓練し他人とでは、脳の力にかなりの差があります。鍛えられた強い頭脳というものが存在することを知っていただきたいと思います。こうしたところに記憶力をつける効果が現れてくるのです。

 したがって現在受験勉強をしている人は、それを無意味なものだと思ってはいけません。それは社会に出たときに仕事の能率を上げ、上手に仕事をするために素地になるのです。

 また、記憶力を試されることによって、頭を強くする訓練をさせられているのです。

その結果、長時間の思考に耐える強力な頭脳の誕生がありうるのです。

その意味で、受験勉強は決して無意味なものではありません。

 こうしたことを前提にして考えてみると、「頭が悪い」といわれる学生は、要領の悪い人か、記憶力の悪い人の二つに分かれるのではないかと思います。

 要領の悪い人は、常に勉強方法を工夫し向上を目指す以外に手はありません

記憶力の悪い人は、集中力が足りないのだといえます。

記憶力には、長期間にわたって覚えていると言う記憶力もありますが、ここでは一定の期間における記憶力のことを言っているのですから、要は集中力が大切なのです。

気が散りやすく、一つのことを長く続けられない性格は、大成を妨げます。

 社会に出て仕事をするようになると、そのことが身にしみて分かります。

社会に出ると、一日に八時間、十時間と、それほど面白くもない仕事に取り組まなければならず、忍耐力が要求されます。

 そうした忍耐力を生み出すものは集中力です。

集中力をどれだけ維持できるかが重要なのです。

すぐに気が散るタイプの人は、社会に出ても、仕事のできない人になってしまいます。

 集中力を鍛えることによってしだいに記憶力が増していきます。

すなわち雑念を払う訓練をすることによって、記憶力はどんどんよくなっていくのです。

 ただ、努力をしても報われない受験生がいるかもしれませんが、その場合には、社会に出てからがんばることです。社会では人格や性格が非常に重要であり、その面で道を開いていくことは可能です。

 バイタリティーがあり、行動力、判断力のある人は、実績を積むにつれて、頭の良い人と言われるようになっていくものなのです。

 

 

第2の習慣 「情報を集め、成功例を学ぶ」

 

 「学ぶ」という言葉は、「まねぶ」とも読み、もともとは「まねる」という言葉と同じなのです。

教科書、参考書、問題集、塾や学校の先生など、お手本どおりに真似をすることが学習の基本です。

あなたは学校で学んだことを、しっかり復習し、繰り返してマスターしていますか。授業や試験後の復習はしっかりしていますか。

学校で習った箇所で、うやむやにしているところはないでしょうか。

勉強を教えてくれる学校の先生や親、先輩への素直な態度をとっていますか。

自分より勉強ができる人の悪口を言ったり、いじめたりしていないでしょうか。

 

 また、勉強のできるお友達からも学ぶことができます

1日何時間勉強をしているのか、睡眠時間はどのくらいとっているのか、読書量はどのくらいか、授業中の態度はどうか、どのような勉強方法をとっているのか、聞いて参考にするべきです。

決してうらやんだり、「ガリ勉」などとけなしてはいけません。

人間は他人に嫉妬するとそれ以上伸びることができません。なりたい自分を否定してしまうことに繋がるからです

 

勉強の仕方、進学先などに関して、情報収集は何かしていますか。

自分の悩みや不安の解決に、優先順位をつけてみましょう。

志望校の選定にあたり、どの学校が自分に合うのか悩む人が多いと思います。

そういう時はただ漠然と悩むより、まずは情報収集です。

  • 「どの学校がどのような試験をしているのか。

  • 難しさはどの程度か。

  • 受験科目は何科目か。

  • どの科目が傾斜配点されているのか。

  • どのような校風か。

  • どのような生徒を集めたがっているのか。」

というようなことを調べてみるのです。

 こうした情報を集めることによって、

例えば

  • 「慶応の文学部なら、英語と社会だけなので、今からでも勝負が可能かもしれない」

  • 「自分は文系だけれども数学が得意なので数学が選択できる学部がよい」

  • 「うちの子は全科目広くできるので、国立大学がよい」

 

などという結論が出ます。

 このように、情報を集めて整理し、選択肢を絞り込んでいけば、悩みの大部分は消えていくのです。

 そして、「絞りをかけたけれども、選択肢が一つにならない」という場合には、優先順位をつけることです。

ある程度絞り込んだ段階で、選択肢に優先順位をつけていけば、かなり心が楽になります。

 

第3の習慣 「一発勝負より、持久戦」

 

テストのときはいつも一夜漬けでやっていないでしょうか。

普段からこつこつ勉強する習慣をつけているでしょうか。

体調管理についても気をつけていますか。

 

 学校の定期テストで、昨年と同じ問題が出ることがあります。

すると一夜漬けで高得点が取れてしまうことがあります。

また受験で言えば、一夜漬けや「ヤマあて」が成功して受かった人がいます。

しかしこういう人は次のテスト、受験がうまくいかない場合がよくあります。

偏差値による予想では合格の可能性が低く、受かる実力はなかったのに、ヤマが当たって受かったという人は、その後まじめに努力するのが馬鹿らしくなり、学力が衰えるケースが多いのです。

 長い目で見ると人生は確率戦になっており、実力に相応して何勝何敗という一定の勝率が出てきますが、一度ヤマ当てなどで味を占めるとその後失敗しやすいわけです。

 たとえば、最初におそるおそる買った株で大もうけをして株がやめられなくなった人は、どこかでそれ以上の損をしたり、高額の宝くじか当たった人は人生が狂うということをよく聞きます。また、たまたま発売した新製品が当たって非常に儲かった会社も、それだけではやはり滅びていきます。

 こういう勝ち方をした場合は用心しなければいけません。買ったときのことが忘れられず、やがて失敗することがあるのです。

 楽に合格してしまい、人生を軽く見て後で失敗するよりも、たとえ不合格になったとしても、反省して努力し大成するほうが尊いと思います。

 受験の結果、合格することもあれば、不合格のこともあります。合格した場合には努力が生徒に評価されたわけですから、素直に喜びそのことを勇気として益々謙虚に努力していく姿勢を指導すべきです。

 また、不合格の場合でも、「この時点で人生のすべてが決まってしまうのもではない。人生は長いマラソンなのだ。」ということを親は子どもに教えてあげる必要があります。このように、短期決戦もその時点では大切ですが、むしろ長い意味での成功を考えていくこともそれ以上に大切です。

 長い意味での成功を考える際に必要なものは、「考え方が明るい」「考え方が積極的で建設的である」「失敗したらよく反省をする」「約束を守る」「影で悪いことをしない」などといった、試験には直接出てこないものなのです。

 不合格になったり、あまり勉強ができなかった人でも、考え方の部分でしっかりと成功法則にあった考え方をしている人は、それなりに成功しているのです。

 また、体を強くすることが、長い目で見て学力向上、受験さらには人生に大切なのです。

まず、体の強い人はだいたい明朗で積極的です。

体が強くなると血行もよくなり、勉強もすいすいはかどります。

受験生で、長時間勉強しても、覚えられなくなったり、ページ数が進まなくなったりしたら、体を動かして決行をよくし、疲れを取ることも有効です。

 体力があれば、長時間勉強しても、翌日疲れは残らず、疲労回復も早くなります。

ですから、成績向上受験合格のためにも日ごろから体を鍛えることは非常に大事です。

そしてこれが、長い目で見て人生全般の成功に繋がるのです。

 

 

第4の習慣 「堅実な勉強方法」

 

自分の学習計画に無理はないでしょうか。欲張りすぎてはいないでしょうか。

目標成就のために、何を捨てることができますか。

 

 受験勉強において、「大勝利を狙った」無理な計画は必ず挫折します。

例えば三年後に受験が待っているとして、受験直前になってからまとめて勉強できるかと言えば、できません。

やはり細分化するしか方法はないのです。

 合格レベルに達するためには、科目別に「自分はどこが弱く、どこが強いか」という分析をして、「どこを攻めればよいか」という対策を立て、さらに時間的にも「今週は何をするか。来週は何をするか。この一ヶ月、この一年で何をするか」ということを考えていくことです。

そのように細分化すれば、比較的、楽に達成できますが、三年分を全部まとめて勉強しようとすると大変です。

 仕事の場合も同様です。丸ごと一度に片付けることは出来なので、やはりひとつひとつ処理していくしかありません。

 したがって、どのような問題であれ、いかに分解して小さくしていくかが大切なのです。

 それは「細分化の原理」と言って、人生の問題にも応用可能です。

受験勉強においては、時間と内容などについて、「広がりすぎていないか。あるいは、高望みしすぎていないか」ということを、常に考えなければいけません。

 ですから受験勉強では、学習計画を立てて、それに沿ってこつこつと努力していくことが王道なのです。

 計画の立て方ですが、まずは毎日の勉強時間を決めましょう。運動や習い事の時間を見込んで、平日には何時間勉強するのか、土曜日日曜日学校のない日とで、それぞれ何時間勉強するのか、大体の目安を作りましょう。

 次に、学校の時間割と家庭での学習予定表を一緒にした「週間学習予定表」を作ってみましょう。

 それから、教科書や参考書、問題集をどのように進めていくかを決めましょう。

苦手科目はどこから戻って学習するか。

高校受験生であれば、夏までに英語・数学・国語は終わらせて、秋からは理科・社会に取り掛かるなど、勉強のスピードを考えましょう。

 さらに欲を言えば、学期ごとの学習計画や年間学習計画、三ヵ年学習計画などがあったらいいと思います。チャレンジしてみましょう。

 

 

第5の習慣 「反省」

 

あなたは失敗や挫折にどう対処していますか。そこから教訓を学んでいますか。

挫折から立ち直るにはどうすればいいでしょうか。

失敗だと思ったことを逆発想して明るい面から考えて見ましょう。

 

 受験に合格したり、成績が向上すれば幸福で、そうでなければ不幸だとは必ずしも言えません。

努力の不足に対しては、厳しい結果が出ることも、人生にとっては大きな教訓になります。

 「努力すれば成功する」という体験もよいのですが、「努力が十分でなかったり、努力の方向が間違っていたりすると失敗する」という体験も大きな教訓なのです。

 たいていの人間は甘い見積もりを立てやすいものですが、どちらかといえば、能力の低い人、才能が十分でない人ほど、甘い見積もりを立て、うぬぼれるのが早いのです。

そういう人は、すぐに慢心して、「自分は大したものだ」などと言い出します。

 そのような人たちを訓練するには、原因・結果の法則を、何度も繰り返し実証して見せる必要があります。

 簡単に慢心してしまう人たちは少し鍛錬を必要とするので、彼らを自由に放置しておいてはいけません。それが、長い目で見て、彼らが不幸な人生を送らないために必要なことなのです。

 知的な部分の重しが足りなければ足りないほど、簡単に慢心してしまいます。

しかし、努力が深ければ深いほど、そう簡単には出来上がりません。

「まだまだ十分ではない」という思いが強くて、自分に納得がいかず、なかなか自信が出てこないのです。

 したがって、本当に頭の良い人や才能のある人ほど、以外に謙虚です。

自分が失敗する場合や、うまくいかない場合のことがよく分かっているので、「成功した」という達成感がなかなか持てないのです。

 ところが単純な人ほどすぐに出来上がり、後で失敗します。このことはよく知っておいてください。

 次に、もし受験に失敗したとしても、失敗だと思ったことを逆発想して明るい面から考えて見ることにより、その挫折から立ち直ることができないでしょうか。

 それは、物事を全く逆の立場から考えるということです。自分がつまずきだと思い、失敗だと思ったことを、良い方面から捉えなおしてみることはできないだろうかということです。

 松下幸之助さんをはじめとして、実業界に出て成功した人をみてみると、若いときに、結構いろいろな試練に会っている人が多いようです。そういうときこそ、真に魂が磨かれているときであるのです。

 私は、何の魂の磨きもないような青春時代がすばらしいとは決して思いません

 

いくつかの試練があって、それを乗り越えていったときにはじめて、他人の気持ちが分かる、リーダーの人格というものが作られていくのだと思います。

 

第6の習慣 「何度失敗しても成功するまで粘り抜く」

 

あなたは過去の失敗や傷ついた出来事を、いつまでもくよくよしていないでしょうか。

失敗しても再度立ち上がる力はありますか。

ぜひとも実現したい目標は何ですか。また、それを具体化させる努力を重ねていますか。

 

 現在日本には一億人以上の人口がありますそれぞれの人が自分なりに成功への道を思い描いて生きていることでしょう。

ただ、これだけ大勢の人が生きているわけですから、いろいろなところで競争がおきてきます。

自分の望むものを他の人に取られたり、お互いに潰しあったりして、うまくいかないことがあるのは当然のことなのです。

 受験でも競争率が二倍を超えれば、落ちる人のほうが多い計算になります。

世の中はなかなか思ったようにならないのです。

人生には挫折が満ち満ちており、誰であれ、何か少しでも上を目指せば、挫折は生じるものなのです。

 ただし挫折は避けれらなくても、それをどのように受け止めるかは人によってかなりの差があります。

 挫折から何を学び、どう自分を変えていけるかが大切です

何度でも立ち上がる気持ちが大切なのです。

 そのとき、強い意志の力を働かせること、それから、目標や計画などによってコントロールすることが必要です。

自分で目標や計画を立て、「これは自分で立てた目標だから、何とかして達成するぞ」「自分で立てた、この計画を何とか今週中にやってしまおう」という風に考え、意志の力で、そこを乗り越えていくことです。これは訓練でできるようになります。

 最初はかなり意志の力を必要とします。ただ長く続けていると、だんだん習慣の力がついてきて、楽にできるようになってくるのです。

 

第7の習慣 「受験に勝った後が実は一番大切だと心得る」

 

自分は何のために勉強しているのか考えて見ましょう。

受験に成功するためだけでしょうか。

将来、大人になったらどういう仕事がやりたいですか。そのために必要な知識、経験は何でしょうか。

 受験生にとって、受験は大変な重圧ですし、ストレスも大きいでしょうけれども、「受験に勝つことだけが人生の勝利ではない」ということも知っていてほしいと思います。

 それは、決して、「受からなくていい」といっているわけではありません。

自分の志望校に合格するということは、入場券を買って入り口に立っただけであって、駅でいえば切符を買ってホームに立ったようなものです。旅はこれから始まるのです。

 駅のホームから列車に乗って、旅をして、これから人生経験を積んでいくのです。つまり、受験に合格するということは、列車に乗り込むことが許されただけであって、まだ目的地に着いたわけではありません。

 これから、いろいろな経験を積んで、成長していかなければならないということです。「せっかく列車に乗ったけれども、ただ寝てしまった」ということではいけません。「寝てしまったので景色を見ませんでした。乗り過ごしてしまいました」ということでは何にもならないのです。

 受験に合格したことは、そこが最終地点ではなくて、入り口です。

どういう学校に進んでも、それは入り口でしかありません。

大人になってどこかの会社に就職しても、それもやはり入り口です。

どんな仕事をして、世の中で認められるか。

何を持って後の世の人に覚えられたいか。

自分にとっての社会貢献とは何か。

考えていくと次から次へとするべきことが出てきます。

 「まだまだ、これからなんだ。」と気を引き締めて、人生を送っていって欲しいと思います。

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