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国公立大学に合格するための5つの柱 第2の柱「意識の持ち方」

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 2024年5月25日
  • 読了時間: 3分

皆さん、こんにちは。

副塾長の小野田(ま)です。


今回は、国公立大学に合格するための5つの柱の第2として、「意識の持ち方」についてです。


東京とその他では、学習に対する意識と環境に大きな差があります。

特に、千葉県公立の中学・高校生が、学校のカリキュラム通りに学習を進めている間、中高一貫の進学校では、高2までに高校範囲を終わらせ、高3では受験勉強をするとお伝えしました。


具体的には、私立中高一貫の進学校では中学3年間の内容を2年で終わらせ、高校の内容を3年かけて学んで、一年大学入試のための勉強に取り組んでいます。それだけ、高校の学習内容は、量も質も多くなり、高くなるからです


さらに、超難関のトップ私立(灘、開成など)は中学3年間の内容と1年(中1)で終わらせ、高校の内容を4年間(中2から高2)かけて学習し、大学受験のためのメンテナンス期間を1年確保となります。


高校の勉強は学校の勉強だけでもかなりの量と質ですが、大学受験となるとやはりそれに+αが必要になるからです。


つまり、大きな差は、実は高校に入る前にすでについている、さらに高校に入ってからもその差が広がっていくということです。


高校数学の難関さを語る有名な話があります。


ある人が灘中学に入学した際、最初の数学の授業で言われた内容です。


「中学で習う数学は、新しく見えるかもしれんが中学受験を勝ち抜いた君らには簡単だ。 そのかわり、高校の教科書は3年間でやるにはきつい内容で、だから授業では中1から中3までの勉強を1年で終え、高校3年分の教科書内容を4年かけて勉強する。最後の1年はみっちり受験対策だ!」


どうでしょうか?


灘中と言ったら、名門中の名門、秀才ばかりが集まってくるような学校です。


そこの教師が、高校数学はきついと言っているのです。


そして、これは超難関中高一貫校だけに限ったことではなく、東京大学の合格者ランキングではほとんど上位を首都圏の私立高校で占めているという現実があります。


当塾からも、東大、国公立の医学部(琉球大)に合格者がいますが、全員先取学習を進めていて、中3の時点で英検2級を取っていました。


難関私立に進学するのではなく、地方の公立、中堅私立の生徒たちが高3の1年間を受験勉強に集中しようとすれば高校数学を先取りしている生徒の半分(2年)でやらなければならないのです。普通にやっていれば、大学入試前に勝負がついてしまっています。


だから、先取学習が必要なのです。


それには、まず「意識を変えましょう

「中学3年間の学習内容を、学校から与えられているカリキュラム通りにすすめる」

という意識から

中学3年間の学習内容を早目に終わらせ、難しい高校の学習内容に時間をかけるのは当然だ

という意識にチェンジすることです。


そのように意識を変えると学習のスタイルや、進み具合はもちろん同級生とは違ってきます。

大学入試で勝負したいのなら、それを絶対に忘れないことです。

周りと違うことをしましょう。

この意識の変化が、国公立大学現役合格のためには必ず必要です。


このブログ記事を読んで、もう中3だから、高校生だから間に合わない!という方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、大事なことは一緒です。


なるべく早くカリキュラムを終わらせること。 そして、どうせ受験に必要になることを、今の時点で先に学習しておくことです。


大事なのは「今からやること」です。






 
 
 

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