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成績が下がる勉強の仕方

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 2022年1月15日
  • 読了時間: 3分

成績を上げようと頑張っているのに、なかなか上がらない人もいると思います。

勉強してから成績に反映するまでには、正しい方法で勉強していても数か月かかるものです。

例えば「百式英単語」を全部暗記して、英文法の参考書を3周ぐらいしても、なかなか英語長文がスラスラ読めるようにはなりません。さらに、英熟語を暗記してから、英語長文を100題位解いて身につけたときに、ぐっと成績は上がってきます。

しかし、頑張ってもほとんど成績が上がらない勉強の仕方があるのです。

しかも多くの受験生が陥りがちです。

まず、「たくさんの参考書問題集を解き散らかす」ことです。または1回しか解かないことです。合格した人が使っていた、友達が使っているなどの理由で多くの参考書問題集を買っては解き散らかし、次の参考書を始めたりしていませんか。これでは成績は上がりません。

正しい勉強法は、少ない教材を反復することです。1冊を7回位は勉強してください。内容を完全暗記するまでです。英語の問題集は解いて理解した後、30回ぐらいは音読して英語を英語として理解してください。

 数学なら同じ問題集をやはり7回以上解いてください。その問題集のどこから出題されてもすぐ解答の道筋が答えられるところまで勉強してやっとその教材が終わったと言えます。それでも試験の前には最後の復習が必要です。

次に、「覚えようとしない」ことです。特に予備校でカリスマ先生の講座をたくさん受講する人に見受けられます。カリスマ先生は講義が大変うまく受験生に理解させてくれます。しかしそこで終わってはいけません。その内容を何回も繰り返して暗記することが、理解の何倍も大事なのです。たとえば数学の授業である問題を先生が見事に解いて見せてくれたとします。なるほどそのように解くのか、良く分かった、と思って次の問題に行ってしまうのは危険です。自分で何回も解かなければ身につきません。

入試問題の8割は、その場で解放を編み出すのではなく暗記していることから出ます。偏差値でいえば、60までは暗記です。

つまり受験勉強は、暗記と演習にほとんどの時間をあてなければいけません。

最後に、「自分のミスの傾向を反省しない」です。

ケアレスミスやうっかりミス、問題集で間違えたところを、いい加減に済ましていませんか。

実はそこが宝の山なのです。志望校の過去問や模試の答え合わせをして点数が取れなかったところを合った場合、まあいいか次頑張ろう、で終わりにしていませんか。

例えば英文法の語法の点数が低かったなら、次に模試までに語法の参考書を1冊完全にマスターしようなどと対策をとれば自分の弱点が一つなくなったことになります。受験とは過去問が要求するレベルに自分を近づけるゲームなのです。そう考えると楽しくありませんか。

以上のように、成績が下がる勉強法を自分かしていないかよくチェックしてみてください。改善すれば必ずあなたの成績は上がります。

 
 
 

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