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二宮尊徳に学ぶー積小為大

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 2022年1月15日
  • 読了時間: 2分

二宮尊徳は、資本主義精神を体現した偉人である―と言われます。

資本主義とは、お金がが社会を回りながら利益を生んで、それが回収される社会システムのことです。

金次郎の菜種づくり

-養子となった金次郎は、伯父から「学問などは武士の道楽だ。ただでさえ、農民は作ったコメの半分を年貢に撮られて苦しいのに、一文にもならないことに油(※夜、本を読むための灯りに油を使った)を無駄遣いしている、今後はそんなことのために油を使わせないと言われました。それでも、家の復興や立派な人間になるためには学問は大事だと思って、自分で荒地に菜種を植えて油を作った話は有名です。

捨て苗のエピソード

-捨てられていた苗を荒地に植えて一俵の米を収穫しました。当時、荒地からのコメは、荒地が田になるまでは年貢にはならなかったため、その米を蓄えて、新しい開墾をし、少しずつ田を増やそうとした話は有名です。

のときに語られる「小を積みて大と為す」(積小為大)という考え方は、まさに資本主義の精神に通じると言われています。

例えば、生家再興にあたり奉公や日雇いの仕事で現金を作ります。その収入で離散前に手放して荒れはてていた土地を安く買い戻します。荒地を開墾した場合、二、三年は年貢を納めなくていいのです。そこれ荒地からの収穫を蓄えにまわして開墾を進め、年貢を払えるような農地にすると、それを小作人に渡します。すると自分には小作米が入ります。

そこで次の土地を新たに買戻し、また開墾していきます。こうして失った土地を次々に買い戻していったのです。田が増えれば、小作米もどんどん増えます。

しかし、多くの人は楽をして一発逆転の利益を考えたり、何も考えずに見当違いな努力を重ねていたり、努力もしないでどこかに美味しい話がないかを探しています。金次郎は自らの実践を通して、自己責任、自助努力の精神を人々に教えていきました。

 
 
 

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