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自律的人間になることを教えて頂きたいです

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 2022年1月15日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは。

今日は、私自身にも常に言い聞かせている事ですが、子育ての根幹ににつて書いてみようと思います。

保護者の方が、子供たちに教えて頂きたいことは、自分を律することの大切さです。

 世の中には、「自律的人間」と「他律的人間」とがいますが、自律的人間というのは、自分で自分を律していくタイプの人間です。

親や先生から、あれこれ言われなくても、やるべきことは、きちんと自分で確認してやっていこうとするタイプです。

自分に関することは、親や先生の責任ではなく、やはり自己責任として受け止めることが大切です。

 平均以上の人間になっていくためには、「自分を律する」ということが大事です。

自分を律することができる人は、もうそれだけで、平均以上の存在になっていく可能性が高いのです。

 この逆が「他律的人間」です。

すなわち、いつも他の人に指示してもらわなければ何もできない人たちです。

 例えば、中学受験は、「親の受験」とも言われていますように、親がかりでやっていることが多いのですが、非常に優秀な成績をとったとしても、中学に入ってから急にだめになる子がたくさんいます。

 なぜなら、中学から先になると、親が勉強について行けなくなり、学校の中でやっていることも、親には分からなくなるからです。

 そういう子供には、かつての栄光の記憶があり、「自分は優秀なはずだ」という思いがあるにもかかわらず、一人で放っておかれると何もできなくなるわけです。

 結局、親がついていないと勉強ができなくなって、成績が下がってきます。

そうすると、先生に怒られます。

一方、友達の中には、自分でいろいろとできる子もいるので、そういう子に劣等感を感じます。

 そうなると、その成績優秀だった子は、どうするかというと、他の人ができないような悪いことをたくさんして、注目を浴びようとし始めます。

とにかく、自分がトップでなければ、あるいは人より目立たなければ、気がすまないので、悪のリーダーとなり、タバコ、お酒、ギャンブルなどの悪い方に友達を引きずりこみ始めるのです。

 当然自分の子供はかわいいので、親は一生懸命に自分の子供の面倒を見ているでしょう。小学生のうちはそれも仕方ないかもしれません。

 しかし、小学生高学年あたりから少しずつ手を離していって、子供が自分のことは自分でできる方向に持っていかなければなりません。

できる限り、「自律的人間」に変えていかなければならないのです。

 これは親としては寂しい事です。

手がかかるほうが、何か愛をたくさん与えているように見えるからです。

 ただ、本当に子供を愛しているならば、子供の将来のことを思えば、やはり彼らを自分のことは自分でできる、「自律的人間」にしていかなければなりません。

 
 
 

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