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勉強の王道とは

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 2022年1月15日
  • 読了時間: 7分

ニッケンeスクール ちはら台校 塾長 小野田厚志です。

勉強の王道をお伝えします。以下の王道を実行してみて下さい。

必ず成績は上がります。

私は、人間は一生をかけて自分を磨いてゆくという生涯学習を提唱しています。

ぜひ子供のうちから一生通用する勉強の王道というものを身につけてほしいと思います。

勉強の王道とは、

1、まずお手本どおりに形や公式、解き方を真似してみる。

2、覚えられるまで、くりかえし学習する。

3、学習計画を立てる。

4、予習復習を欠かさない。

5、物事をやり遂げる根気を持つ。

以上の五カ条です。1つずつ解説してゆきます。

第1条  まずお手本通りに形や公式、溶き方を真似してみる。

そもそも「学ぶ」ということは、どういうことでしょうか。

教科書を読んだり、漢字を書いたり、計算をしたり、観察したりすることでしょうか。

それももちろん学習の範囲に入りますが、もっと勉強そのものの意味を考えてみましょう。

「学ぶ」という言葉は、「まねぶ」とも読み、もともとは「まねる」という言葉と同じところから生まれています。

 つまり子供にとっては、おとなのまねをすることが「学ぶ」ことの始まりです。

子供が小さいうちは親が教え、ある程度大きくなったら、学校の先生が教えるわけです。

 先生が読んだように読み、書いたように書き、説明したように理解するところから、学ぶことは始まります。だから、

「自分はこうしたい」と勝手なことを始めるとなかなか勉強が身につかなくなります。

第2条  覚えられるまで、くりかえし学習する。

まず、「頭が良いから勉強ができる。頭が悪いから勉強ができない。」と思っている人がいたら、それは間違いです。

 生まれつきの頭の回転の良し悪しは多少あります。しかしそれよりも、本人の努力の積み重ねとか、家庭環境や文

化とかのほうが、学力に大きく影響すると思います。

家庭環境や文化というものは、家の中で子供にとって勉強しやすい場所になっているとか、家族の影響で勉強したくなるような雰囲気があるかということです。

 頭がいいからテストの点がいいのではなくて、テストの点がいいから、周りから頭がいいといわれ、本人もそう信じることになるのです。

 そして、「自分は頭がいい。」と信じ込むと、不思議なもので、本当に勉強ができるようになります。

 では、勉強がよくできるようになるには、どうしたらよいでしょう。

勉強のポイントは「くりかえし」です。

 「サーッと一回読んだだけで覚えてしまう。」という人もいますがそういう人は忘れるのも速いものです。コツコツとくりかえして勉強するのが、王道(正しく努力する道)です。

 「算数がむずかしい。自分は頭が悪いんだ。」と思う人もいると思います。でも算数ができるかできないかは練習の回数で決まるのです。

くり返し、くり返し、正確な答えが出せるようになるまで練習すると、教科書レベルの問題なら、だれでもできるようになるのです。

 国語の漢字だって同じです。毎日毎日、書き取りの練習をしているうちに、グイグイ実力がついてきます。

 ほかの科目も同じです。興味を持って、教科書や参考書を3回4回とくり返して読むと、すごくいい成績が取れるようになります。

 時間をおしまないこと、努力をいやがらないこと、これが成功の条件です。

お分かりでしょうか。「くり返し」こそ勉強の王道なのです。できるようになるまであきらめないこと。そして覚えられるまで、何度もくり返すことです。

そうすれば勉強ができる人になるのは、実は簡単なのです。

第3条、学習計画を立てる。

 みなさんは、家での勉強をどのようにしていますか。

家に帰って一休みしてから、「さて、今日は何の勉強をしようか。」なんてやっと考え始める感じでしょうか。もしかしたら、遊びの都合や気分次第で、その日に勉強する内容をでたらめに決めたりしてはいませんか。

 そんな人には、私は学習計画を立てることをお勧めします。でも学習計画を立てるのはそう簡単ではありません。お母さんだって、1週間分の食事献立計画を立てることは難しいかもしれません。

 そこで、学習計画を立てるコツをみなさんに、お伝えします。

①毎日の勉強時間を決めよう

さて、学習計画の立て方ですが、まずは毎日の勉強時間を決めましょう。

平日には何時間勉強するのか。土日・休日は何時間勉強するのか。だいたいの目安を作りましょう。そのとき習い事の時間も見こんでおきましょう。

②週間学習予定表を作ろう

 次に、学校の時間割と家庭での学習予定表を一緒にした、「週間学習予定表」を作ってみましょう。

 例えば、「月曜日には、国語40分、算数40分、理科30分、社会30分、復習30分。」というふうに決め、学習計画を立てます。

③教科ごとに1週間当たりの合計勉強時間を確認しよう。

 さらに、国語、算数、社会、理科、それそれの勉強時間が1週間で合計何時間になるかも確認しましょう。

小学校1年生で1時間、2年生で2時間、3、4年生で3時間、5、6年生で4時間を目指しましょう。

④勉強を進める速さを決めよう。

それから、教科書や参考書、問題集をどのように進めていくかを決めよう。塾に通っている子は塾が進めていく速さに合わせるのが楽だろうけれど、そうでない子は自分で目標を立ててみましょう。

 たとえば、自分の「週間予定表」では、1週間当たりの算数の時間が合計で4時間で、やるべきページが8ページだとすると、1時間当たり2ページのペースで問題集を進めていくことが分かりますね。

この勉強の速さについては、どのくらいが自分に合っているか、保護者の方や先生に相談しましょう。

⑤長期の計画も立ててみよう。

さらに欲を言えば、学期ごとの学習計画や年間学習計画、3か年計画などがあってもいいと思います。英検などは、何年生までに何級とるとか長期計画を立ててみましょう。

※計画票は塾に見本がありますので、参考にしてください。

第4条、予習復習を欠かさない。

 予習とは、まだ教わっていないところを前もって勉強することです。

復習とは、学校や塾で教わったことをその日のうちか次の日に点検することです。

教科書やノートを見直して、先生の話したことをふりかえり、記憶に刻むことです。

 次に、学校のテストが返ってきたときに、最低でも間違ったところは、きちんと復習しておかなければなりません。

「もし、1週間後に同じテストがもう一度あったら、今度は必ず満点を取れるようになろう。」と心がけましょう。これで実力はぐんと上がります。

 受験勉強でもこの点は同じです。

受験の時は模擬試験を受けますが、答案が採点されて返ってきたときに、又同じ問題が出たら満点になるように、復習することが大事です。

 受験について言えば、中学受験、高校受験、大学受験に共通した勉強法があります。それは、自分の受験する学校の入試で出た問題を研究しておくことです。

第5条、物事をやりとげる根気を持つ。

 勉強がいやになってしまったときはどうしたらよいでしょうか。

そのときこそ、ねばり強さを持ってほしいです。

まずは、物事をやりとげる根気を養いましょう。

十分ぐらいで投げ出したくなるところを、「まだまだ。」「これしき。」「なんのその。」と思い、深呼吸をして、もうひとねばり、ふたねばりする努力が必要です。

 スポーツでは、そのような場面はたくさんあります。勉強もこれと同じです。

 算数も問題が難しくて、「もうできないや。」と投げ出したくなる時もあるでしょう。でもこういう投げ出しぐせがつくと、今まで出会ったことのない問題に出くわしたときに、すぐ逃げるような、ひきょうな人間になってしまいます。

 だからみなさんも、くるしさから逃げず、ねばりぬいてください。

 どんなむずかしい問題にであっても、ひるまず、こまかくわけていけば、簡単になります。コツコツと努力を続けていくことが大事です。

 「継続は力なり」という言葉を聞いたことがありますか。

これは、ずっと続けていくことによって自分の実力がついていく。」ということです。

このように、ねばり強く続けることが、成功への道を開いてゆきます。

 
 
 

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