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大学全入時代ーとるべき行動は?

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 1月10日
  • 読了時間: 2分

# 大学全入時代に求められる戦略的な進路選択

近年、18歳人口の急激な減少により、日本の高等教育は大きな転換点を迎えています。2024年度の調査では、大学入学者数が募集定員を1万人以上下回り、いわゆる「大学全入時代」が本格的に到来しました。しかし、この状況は必ずしもすべての受験生にとって楽観できるものではありません。


進む大学の二極化

現在の大学入試市場では、明確な二極化が進行しています。国公立大学や難関私立大学では、依然として高い競争倍率を維持しており、むしろ優秀な学生の集中により競争が激化している状況です。一方で、多くの私立大学では定員割れが発生し、実質的な選抜機能を失いつつあります。


なぜ上位校を目指すべきか

1. 教育の質の保証 上位校、特に国公立大学では、厳格な教育体制と充実した研究環境が維持されています。これは将来の学術研究や専門職への道を考える上で、極めて重要な要素となります。


2. 就職における優位性 労働市場の競争が激化する中、上位校の卒業生には依然として高い評価が与えられています。特に大手企業の採用では、学歴フィルターが実質的に機能している現実があります。


3. 将来的な選択肢の確保 上位校への進学は、大学院進学や専門職への転向など、将来的なキャリアの選択肢を広げることにつながります。


具体的な対策

1. 早期からの計画的な学習

1年生からの基礎学力の徹底的な強化

定期的な模試受験による現状把握

苦手科目の克服に重点を置いた学習計画の立案


2. 志望校選択の戦略

国公立大学を第一志望としつつ、難関私立大学も視野に入れた併願作戦

学部・学科の将来性を考慮した選択

地方国立大学も含めた幅広い選択肢の検討


3. 入試対策の充実

各大学の入試傾向の研究 小論文・面接対策の早期開始

* 共通テスト対策と個別試験対策の両立


まとめ


大学全入時代とはいえ、質の高い教育を受けるチャンスは限られています。この時代だからこそ、より高みを目指す姿勢が重要です。上位校、特に国公立大学への進学を目指すことは、将来の可能性を大きく広げることにつながります。


目先の楽な道を選ぶのではなく、長期的な視点で自身の将来を見据えた選択をすることが、これからの時代を生き抜くための重要な戦略となるでしょう。




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