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ニッケンスクールレターより

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 2023年8月3日
  • 読了時間: 6分


2023年7-8月号


ニッケンスクールはあなたの夢を叶える塾です。

大学受験合格実現を目指した小中高校生のための個別指導塾


 皆さんは、どんな大人になりたいですか?何を尊敬するかによって、人は進む方向が違ってきます。犯罪者を手本にする人はニッケンスクールにはいないかと思いますが、例えば自分の好きなアイドルが犯罪をおかしたとして、その人に憧れたらやはりそのようになります。

その反対に、立派な人を手本にすれば、自分も立派な大人になります。


 この地球上には80億人以上の人がいて、異なる地域や国に生きているにもかかわらず、すべての人がある程度善悪に難する共通の基準をもっています。

 ニッケンスクールでは、この「共通の基準」の中から善の基準について皆さんに紹介していきたいと思います。


あなたの夢を叶えるための4つのよき習慣

◆反省

反省というと自分の悪い点をあげる、というイメージが強いのですが、そうではなく皆さんの心の中にある理想、あるべき姿からずれている点を修正して本来の理想や夢に向かっていく自分を取り戻す、ということです。


例えば、「次の期末テストで成績をあげたい→そのためには範囲を3回くらいまわさなければならない→そのためには一日どれくらいの勉強量が必要」と考えて、行動する姿が夢に向かって努力精進する自分の理想像です。


ところが、現実は「ドラマを2時間もみてしまった。」「スマホゲームにはまってしまった。」「SNSに時間を費やしてしまった。」と理想とは違う行動をとってしまうことがあると思います。そのときに、素直にそのことを反省して、本来の理想実現に向かう行動に戻ることが大事です。



読書―智慧の宝庫

親が子供に教えてあげられることのなかで、最も大事なのは読書の習慣だという言葉があります。「読書の習慣」は親から子への最大のプレゼントなのです。一人の人間が一生の間に経験できる範囲は限られています。ある人は、学校の先生をするし、ある人は農業をします。このようにそれぞれの人が様々な人生を生きていますが、すべてを経験することができません。

しかし、例えば、「ナイチンゲール」の本を読めば、一人の女性が理想を実現するために、そして多くの人の役に立つためにどれだけの努力をし、どれだけの人の協力を得たかということが学べます。


勤勉さ

 学生時代は勉強に励むことが大事ですし、卒業して社会人になってからは、額に汗して真面目に働くことが大事です。一日の8時間をだらだらと働くのと、心を込めて働くのでは、大きな違いがあります。

 心にも習慣があるので、学生時代に「だらだらと勉強する」習慣が身についてしまうと、社会人になってからも「だらだらと働く」習慣からなかなか脱することができません。そうすると、皆に迷惑がかかりますし、最悪の場合、仕事がなくなってしまうかもしれません。


適度な運動-健康生活を保つ

 健康は何よりも大切です。ですから、そのためにも適度な運動が必要です。

 ただし、スポーツ選手を目指すのでなければ、やはりある程度わりきって「健康生活を保つため」の適正な量と時間をコントロールしましょう。

 例えば、学生時代部活が忙しくて、学校の授業時間や帰宅後の勉強時間に差しさわりがあるような生活を送っている場合、社会人になってからも趣味にエネルギーをさいて、本来の仕事がおろそかになるという生活態度を送ってしまうかもしれません。

 物事には、幹と枝があります。実は仕事ができる人というのは、この「幹」と「枝」の峻別がはやいのです。

 学生のうちから、「幹」と「枝」を考える習慣を身につけていきましょう。

スマホ脳を考えよう

「平日で一日4時間、若者の2割は7時間も使うスマホ。だが、スティーブ・ジョッブズを筆頭にIT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存―最新研究が明らかにするのは、スマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラがついに日本上陸」「スマホ脳」の帯より

スマホ脳について、睡眠、健康、精神面などに与えるたくさんの影響が書かれている「スマホ脳」という書籍ですが、ここでは一部、学習に関係がある「長期記憶」についてとデジタル時代のアドバイスについてご紹介します。


長期記憶を作るには集中が必要


何かを学ぶ、つまり新しい記憶を作るとき、脳の細胞間のつながりに変化が起きる。短期記憶―短時間だけ残る記憶―を作るには、脳は既存の細胞間の繋がりを強化するだけでいい。だが、数か月、数年、あるいは一生残るような長期記憶を創ろうとするとプロセスが複雑になる。脳細胞に新しい繋がりを作らなければいけないのだ。記憶を維持し長く保たれるようにするためには、新たなタンパク質を合成しなければいけない。(中略)
新しい長期記憶を作ることー専門用語では固定化と呼ぶのだがーは、脳が最もエネルギーを必要とする作業だ。これは私たちが眠っている間に行われるプロセスで、後でも見ていくが、人間が眠ることの大事な理由にもなってくる。
 固定化がどのように行われるか、もう少し詳しく見てみよう。私たちはまず「何か」に集中する。そうやって、脳に「これは大事なことだ」と語りかける。エネルギーを費やす価値、つまり長期記憶を作る価値があるのだと。つまり、積極的にその「何か」に注目を向けなければこのプロセスは機能しないのだ。昨日、仕事から帰って鍵をどこに置いたのか思い出せない。その原因はあなたが集中せずに別のことを考えていたからだ。脳は、これが大事だという信号を受け取らず、鍵を置いた場所を記憶しなかった。だから翌朝、あなたは家じゅう探しまわることになる。
 同じことが騒がしい部屋でテスト勉強するときにも言える。集中できないから脳は「これが大事」という信号をもらえないし、あなたは読んだ内容を覚えられない。これは、つまり、記憶した情報は思い出すこともできなければいけないということだ。言った通り、記憶するためには集中しなければいけない。そして、次の段階で情報を作業記憶に入れる。そこで初めて、脳は固定化によって長期記憶を作ることができる。ただし、インスタグラムやチャット、ツイート、メール、ニュース速報、フェイスブックを次々にチェックして、間断なく脳に印象を与え続けると、情報が記憶に変わるこのプロセスを妨げることになる。いろいろな意味で邪魔が入るからだ。
「スマホ脳」P100


デジタル時代のアドバイス

・自分のスマホ利用時間を知ろう

・目覚まし時計と腕時計を買おうースマホでなくていい機能はスマホを使わないように。

・毎日1~2時間、スマホをオフに。

・プッシュ通知もすべてオフにしよう

・スマホの表示をモノクロに


子供と若者へのアドバイス

・教室でスマホは禁止

・スクリーンタイムを制限し、代わりに別のことをしよう

 例えば、2時間スクリーンタイムに費やすと起きている時間の6分の1を費やしていることになる。


以上を参考に、自分とスマホの付き合い方をもう一度考えてみましょう。


・自分のスクリーンタイムは何時間でしたか?

・スマホの通知で、集中力がとぎれることはなかったですか?

・もし、あったなら今後どのような対策をとりますか?


以上、ニッケンスクールの生徒さんが「夢を叶えるために」必要なことをご紹介しました。


習慣を変えていくことは、多少の困難がつきものですが、実は細かな習慣を変えるより簡単な方法があります。それは「夢の明確化」です。


自分の夢をもう一度じっくりと考えてみましょう。

そうすれば、皆さんはどう行動すべきなのか、ということを皆さん自身の「心」(潜在意識)が知っているはずです。


 ニッケンスクールは、あなたの夢を叶える塾です。皆さんの夢を全力でサポートします。


 
 
 

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