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「やればできる」の研究著者 キャロル博士のスピーチ

  • 執筆者の写真: 小野田真里子
    小野田真里子
  • 1月25日
  • 読了時間: 17分

「しなやかマインドセット」と「こちこちマインドセット」という言葉を聴いたことがあるでしょうか?


「やればできるの研究」という本を書いたキャロル・ドゥエック博士の提唱しているマインドセットの話です。


・問題が難しいとやりたがらない子

・難しい問題ほど目を輝かせる子


・一度の失敗で、もうダメだと落ち込む人

・失敗すると何がいけなかったのかを考える人


このちがいは「マインドセット」にあるというのが博士のおっしゃることですが、その博士のスピーチが

TEDにありましたのでご紹介させていただきます。


シカゴの ある高校では 卒業に 一定の単位修得が 必要なのですが 試験に 合格できない場合 生徒は 「未合格」という 成績を手にすると 耳にしたんです なんて素晴らしい! と思いました 「不合格」なら 自分は「ダメだ」 「もう どうしようもない」と思います ですが 手にした成績が 「未合格」だったら 自分は 学習曲線上にいる とわかりますよね 未来(“未だ” 来ず)へ続く この先の道を 与えてくれます

また 「未合格」は 私の 研究初期に起きた 決定的な 転機 となった程の 閃きも 与えてくれたのです 私は 子供たちの 「挑戦」と「困難」への 対処方法を検証しようと 10歳の子供たちに 彼らにとって 「ちょっと大変」すぎる 困難課題を 与えました その中で 驚く程 前向きな 反応を示した子達が いました こんなことを言ったんです 「挑戦 大好き!」 「解ることが 何か増えたら 良いなって思ったんだよ!」 彼らには 「能力」は 開発できる!と 解っていたのです 私が 「成長型マインドセット」 と呼ぶものを 持っていたんです 一方 他の生徒達は 「惨め」 「最悪だ」という気分を 味わいました 彼らの より「停滞した」 マインドセットに依れば 知能は 評価の対象であり 自ら “失敗”の烙印を押したのです 「まだ」の力に 委ねる代わりに 「今」現在の状態に 囚われてしまったのです

その生徒達は 次にどうするのか ご報告しますね ある研究調査で 停滞型の生徒達は 「テストで1回失敗したら ―」 もっと勉強する代わりに 「今度はたぶん... カンニングする」 と話しました 別の研究では 一度の失敗の後 自分たちより出来が悪かった 「誰か」を探しました 自分自身が 紛れもなく 「よくできた!」 と 安心するために そして いずれの研究でも 難しい問題を 避けて通りました 科学者達が 脳に生じる 電気的活動を 測定しました 生徒達がエラー(間違い)に 直面した際の結果です 左側は 停滞型マインドセットの 生徒達です 殆ど 活動しません エラーから 逃げるのです 何も 対処しません 対する右側 成長型マインドセット ― 「様々な能力は 開発されうる」 という発想の 生徒達です 彼らは 極めて真剣に 取り組みます 「まだ」を仲間にして 脳が 燃え盛っていますね 成長型の子は じっくり 取り組みます この子達は エラー処理を しているのです 彼らは 間違いから学習し それを 修正します

さて 私達は どのように 子供を 育てているでしょう 「まだ これから」よりも 「今 この時」の為に 育てているのでしょうか 私達は 「通知表で“5”を並べるのに頭が いっぱいな子」を育てているのでしょうか 「大きい夢の描き方がわからない子達」 を育てているのでしょうか 子供の「最も大きなゴール」は 次回の“5”や 今度のテストの点数なんでしょうか この絶え間ない 短期的 承認(賞賛獲得欲求)を 将来の生活まで 抱え続けるのでしょうか 雇い主の方達が 私に教えて下さるでしょう 私達がもう 「ちゃ・ん・と」育てあげたことを 「賞与」というご褒美(長期的報酬) がない日は 働く気力が出ない 若い世代を

さぁ 私達に 何ができるでしょう どうすれば 「まだ」と 結び付けられるのか 「私達が やれる事」を

幾つか お示しします まず なにより 賢く褒める事 褒めるのは 知能や才能ではありませんよ それは失敗でした もうやらないで そうではなく 取り組んでいる プロセスを 褒めるんです 彼らの 努力 やり方 集中力 忍耐力 進歩 このプロセスの賞賛が 強くて「しなる」子供を 創るのです

「まだ」を「報酬」にする方法は 他にも 色々あります 最近 ワシントン大学の ゲーム・サイエンティストと チームを組んで 「まだ」を報酬とした オンライン数学ゲームを 開発しました このゲームでは 「努力 解き方 進行」 によって 生徒が報酬を得ます 通常の数学ゲームは 「今すぐ!正しく!」 答えることで 点数を得ますが このゲームでは プロセスに 得点を与えたのです その結果 「努力」 「解法」「取組み時間」 「忍耐力」が とてもとても 難しい問題に ぶつかった時ほど 増加する という成果を得ました 我々研究者は 発見し続けています

「まだ」や「未合格」 という言葉だけで 子供たちが 「大いなる自信」を 身につけることを 「やり抜く力」の源である 未来へ続く道が 開けることを さらに 生徒自身の マインドセットを 変えることも 可能です! ある研究調査で 我々は 生徒に こう教えました 何か新しいことや 難しいことを学習しようと コンフォートゾーン(脳が慣れ親しんだ現状)を 押しのける度に 脳内のニューロンが 新しく強い結合を作れる そうすると 段々 君達の頭が もっと良くなっていくよ

何がおきたでしょう この研究で この成長型マインドセットを 教えられなかった 生徒達は 中学進級で勉強が難しくなると 学校の成績が 低下し続けました ですが 事前に 「脳のしくみ」を教えられた 生徒達は 急に成績が伸びました 我々は 今お示ししたような 成長を 何千人もの 子供たちと共に 実証してきました 特に 成績が悪かった生徒達と

さて 「平等」について お話しましょうか 米国では 慢性的に 学力不足である 生徒のグループが 存在します 例えば 都心部や アメリカ先住民居留区の 子供たちです あまりにも 長きに渡り 「不足」のまま だったので 殆どの人が 「抜け出せない」と 諦めていました しかし 教育者が “「まだ」づくし”の 成長型マインドセット授業 を施すと 「平等」が 出現します ほんの数例 ご紹介しますね 1年で ニューヨーク市ハーレム地区の キンダークラス(5歳から通う義務教育)が 全米学力テスト 上位5%の得点 学校にあがった時 ほとんどの子供が 鉛筆すら 握れませんでした 1年で サウス・ブロンクス地区の かなり遅れを取っていた 4年生の子達が 算数のテストで ニューヨーク州で1番!の 4年生クラスに 1年から 1年半かけて アメリカ先住民居留区内 にある学校の生徒が 学区内の 最下位からトップへ! なんと その区域には シアトルの 裕福な地区も 含まれていました つまり 先住民の子供たちが マイクロソフト・キッズを 超越したのです

「努力」や「困難」 に対する捉え方が 転換されたが故に こんなことが 起きたのです 以前は 努力や困難課題は 「頭が悪い...」という思いや 「無理だ」という 諦めの気持ちを 生むものでした でも 今や 努力と困難こそ ニューロンが 新たな連結を より強い結合を 生み出している時間 彼らが 正に 「賢くなっていく時」なのです

先日 13歳の男の子から 手紙をもらいました 彼曰く 「ドゥエック教授へ ― 僕は 貴方の著書が 確固たる科学的研究に 基づいていることを 感謝してます そして だからこそ 実践してみよう! と決めたんです 僕は 学校のことを もっと 頑張るようにしました それに 家族との関係 そして 学校の みんなとのことも そしたら ― それぞれ 全部で めざましい進歩を 体験できました! 僕は 人生のほとんどを 無駄に生きてきたって 今ならわかります」

もう いかなる命も 無駄にするのは やめましょう! 様々な 「能力」が ― 開発・育成できるもの だとわかった以上 これは 子供たちの 「全ての!」子供たちの 「基本的人権」なのです 真に 成長可能な「場」に 生きることが 「まだ」に 満ち溢れた世界に 生きることが

ありがとうございました

(拍手) 英日はこちらです。(英語の勉強にどうぞ) The power of yet.//

「まだ」という力

I heard about a high school/ in Chicago/ where students had to pass/ a certain number of courses/ to graduate,/ and/ if they didn't pass a course,/ they got the grade "Not Yet."//

シカゴの ある高校では 卒業に 一定の単位修得が 必要なのですが 試験に 合格できない場合 生徒は 「未合格」という 成績を手にすると 耳にしたんです

And I thought/ that was fantastic,/ because/ if you get a failing grade,/ you think,/ I'm nothing,/ I'm nowhere.//

なんて素晴らしい! と思いました 「不合格」なら 自分は「ダメだ」 「もう どうしようもない」と思います

But/ if you get the grade "Not/ Yet"/ you understand/ that you're on a learning curve.//

ですが 手にした成績が 「未合格」だったら 自分は 学習曲線上にいる とわかりますよね

It gives you/ a path/ into the future.//

未来(“未だ” 来ず)へ続く この先の道を 与えてくれます

"Not/ Yet"/ also gave me/ insight/ into a critical event early/ in my career,/ a real turning point.//

また 「未合格」は 私の 研究初期に起きた 決定的な 転機 となった程の 閃きも 与えてくれたのです

I wanted to see/ how children coped with challenge and difficulty,/ so I gave 10-year-olds problems/ that were slightly too hard/ for them.//

私は 子供たちの 「挑戦」と「困難」への 対処方法を検証しようと 10歳の子供たちに 彼らにとって 「ちょっと大変」すぎる 困難課題を 与えました

Some of them reacted in a shockingly positive way.//

その中で 驚く程 前向きな 反応を示した子達が いました

They said things like,/ "I love a challenge,/"/ or,/ "You know,/ I was hoping this would be informative."//

こんなことを言ったんです 「挑戦 大好き!」 「解ることが 何か増えたら 良いなって思ったんだよ!」

They understood/ that their abilities could be developed.//

彼らには 「能力」は 開発できる!と 解っていたのです

They had/ what I call a growth mindset.//

私が 「成長型マインドセット」 と呼ぶものを 持っていたんです

But other students felt/ it was tragic,/ catastrophic.//

一方 他の生徒達は 「惨め」 「最悪だ」という気分を 味わいました

From their more fixed mindset perspective,/ their intelligence had been up/ for judgment/ and they failed.//

彼らの より「停滞した」 マインドセットに依れば 知能は 評価の対象であり 自ら “失敗”の烙印を押したのです

Instead of luxuriating in the power of yet,/ they were gripped in the tyranny of now.//

「まだ」の力に 委ねる代わりに 「今」現在の状態に 囚われてしまったのです

So/ what do they do next?//

その生徒達は 次にどうするのか

I'll tell you/ what they do next.//

ご報告しますね ある研究調査で

In one study,/ they told us/ they would probably cheat the next time/ instead of/ studying more/ if they failed a test.//

停滞型の生徒達は 「テストで1回失敗したら ―」 もっと勉強する代わりに 「今度はたぶん... カンニングする」 と話しました

In another study,/ after a failure,/ they looked for someone/ who did worse/ than they did/ so they could feel really good/ about themselves.//

別の研究では 一度の失敗の後 自分たちより出来が悪かった 「誰か」を探しました 自分自身が 紛れもなく 「よくできた!」 と 安心するために

And in study/ after study,/ they have run from difficulty.//

そして いずれの研究でも 難しい問題を 避けて通りました

Scientists measured the electrical activity/ from the brain/ as students confronted an error.//

科学者達が 脳に生じる 電気的活動を 測定しました 生徒達がエラー(間違い)に 直面した際の結果です

On the left,/ you see the fixed mindset students.//

左側は 停滞型マインドセットの 生徒達です

There's hardly/ any activity.//

殆ど 活動しません

They run from the error.//

エラーから 逃げるのです

They don't engage with it.//

何も 対処しません

But/ on the right,/ you have the students/ with the growth mindset,/ the idea/ that abilities can be developed.//

対する右側 成長型マインドセット ― 「様々な能力は 開発されうる」 という発想の 生徒達です

They engage deeply.//

彼らは 極めて真剣に 取り組みます

Their brain is on fire/ with yet.//

「まだ」を仲間にして 脳が 燃え盛っていますね

They engage deeply.//

成長型の子は じっくり 取り組みます

They process the error.//

この子達は エラー処理を しているのです

They learn from it/ and they correct it.//

彼らは 間違いから学習し それを 修正します

How are we raising our children?//

さて 私達は どのように 子供を 育てているでしょう

Are we raising them/ for now/ instead of yet?//

「まだ これから」よりも 「今 この時」の為に 育てているのでしょうか

Are we raising kids/ who are obsessed with getting A's?//

私達は 「通知表で“5”を並べるのに頭が いっぱいな子」を育てているのでしょうか

Are we raising kids/ who don't know/ how to dream big dreams?//

「大きい夢の描き方がわからない子達」 を育てているのでしょうか

Their biggest goal is getting the next A or the next test score?//

子供の「最も大きなゴール」は 次回の“5”や 今度のテストの点数なんでしょうか

And are they carrying this need/ for constant validation/ with them/ into their future lives?//

この絶え間ない 短期的 承認(賞賛獲得欲求)を 将来の生活まで 抱え続けるのでしょうか

Maybe,/ because employers are coming to me/ and saying,/ we have already raised a generation of young workers/ who can't get through the day/ without an award.//

雇い主の方達が 私に教えて下さるでしょう 私達がもう 「ちゃ・ん・と」育てあげたことを 「賞与」というご褒美(長期的報酬) がない日は 働く気力が出ない 若い世代を

So/ what can we do?//

さぁ 私達に 何ができるでしょう

How can we build that bridge/ to yet?//

どうすれば 「まだ」と 結び付けられるのか 「私達が やれる事」を

Here are some things/ we can do.//

幾つか お示しします

First of all,/ we can praise wisely,/ not praising intelligence or talent.//

まず なにより 賢く褒める事 褒めるのは 知能や才能ではありませんよ

That has failed.//

それは失敗でした

Don't do that anymore.//

もうやらないで

But praising the process/ that kids engage in:/ their effort,/ their strategies,/ their focus,/ their perseverance,/ their improvement.//

そうではなく 取り組んでいる プロセスを 褒めるんです 彼らの 努力 やり方 集中力 忍耐力 進歩

This process praise creates kids/ who are hardy and resilient.//

このプロセスの賞賛が 強くて「しなる」子供を 創るのです

There are other ways/ to reward yet.//

「まだ」を「報酬」にする方法は 他にも 色々あります

We recently teamed up/ with game scientists/ from the University of Washington/ to create a new online math game/ that rewarded yet.//

最近 ワシントン大学の ゲーム・サイエンティストと チームを組んで 「まだ」を報酬とした オンライン数学ゲームを 開発しました

In this game,/ students were rewarded for effort,/ strategy/ and progress.//

このゲームでは 「努力 解き方 進行」 によって 生徒が報酬を得ます

The usual math game rewards you/ for getting answers right right now,/ but this game rewarded process.//

通常の数学ゲームは 「今すぐ!正しく!」 答えることで 点数を得ますが このゲームでは プロセスに 得点を与えたのです

And we got more effort,/ more strategies,/ more engagement/ over longer periods of time,/ and more perseverance/ when they hit really,/ really hard problems.//

その結果 「努力」 「解法」「取組み時間」 「忍耐力」が とてもとても 難しい問題に ぶつかった時ほど 増加する という成果を得ました 我々研究者は 発見し続けています

Just/ the words "yet"/ or "not yet,/"/ we're finding,/ give kids/ greater confidence,/ give them/ a path/ into the future/ that creates greater persistence.//

「まだ」や「未合格」 という言葉だけで 子供たちが 「大いなる自信」を 身につけることを 「やり抜く力」の源である 未来へ続く道が 開けることを

And we can actually change students/' mindsets.//

さらに 生徒自身の マインドセットを 変えることも 可能です!

In one study,/ we taught them/ that every time/ they push out of their comfort zone/ to learn something new and difficult,/ the neurons/ in their brain can form new, stronger connections, and over time/ they can get smarter.//

ある研究調査で 我々は 生徒に こう教えました 何か新しいことや 難しいことを学習しようと コンフォートゾーン(脳が慣れ親しんだ現状)を 押しのける度に 脳内のニューロンが 新しく強い結合を作れる そうすると 段々 君達の頭が もっと良くなっていくよ

Look/ what happened:/ in this study,/ students/ who were not taught this growth mindset continued to show/ declining grades/ over this difficult school transition,/ but those/ who were taught this lesson showed a sharp rebound/ in their grades.//

何がおきたでしょう この研究で この成長型マインドセットを 教えられなかった 生徒達は 中学進級で勉強が難しくなると 学校の成績が 低下し続けました ですが 事前に 「脳のしくみ」を教えられた 生徒達は 急に成績が伸びました

We have shown this now,/ this kind of improvement,/ with thousands and thousands of kids,/ especially struggling students.//

我々は 今お示ししたような 成長を 何千人もの 子供たちと共に 実証してきました 特に 成績が悪かった生徒達と

So let's talk/ about equality.//

さて 「平等」について お話しましょうか

In our country,/ there are groups of students/ who chronically underperform,/ for example,/ children/ in inner cities,/ or children/ on Native American reservations.//

米国では 慢性的に 学力不足である 生徒のグループが 存在します 例えば 都心部や アメリカ先住民居留区の 子供たちです あまりにも 長きに渡り

And they've done so poorly/ for so long/ that many people think it's inevitable.//

「不足」のまま だったので 殆どの人が 「抜け出せない」と 諦めていました

But when educators create/ growth mindset classrooms steeped in yet,/ equality happens.//

しかし 教育者が “「まだ」づくし”の 成長型マインドセット授業 を施すと 「平等」が 出現します

And here are just a few examples.//

ほんの数例 ご紹介しますね

In one year,/ a kindergarten class/ in Harlem,/ New York scored in the 95th percentile/ on the National Achievement Test.//

1年で ニューヨーク市ハーレム地区の キンダークラス(5歳から通う義務教育)が 全米学力テスト 上位5%の得点

Many of those kids could not hold a pencil/ when they arrived at school.//

学校にあがった時 ほとんどの子供が 鉛筆すら 握れませんでした

In one year,/ fourth grade students/ in the South Bronx,/ way behind,/ became the number one fourth grade class/ in the state of New York/ on the state math test.//

1年で サウス・ブロンクス地区の かなり遅れを取っていた 4年生の子達が 算数のテストで ニューヨーク州で1番!の 4年生クラスに

In a year/ to a year and a half,/ Native American students/ in a school/ on a reservation went from the bottom of their district/ to the top,/ and/ that district included affluent sections of Seattle.//

1年から 1年半かけて アメリカ先住民居留区内 にある学校の生徒が 学区内の 最下位からトップへ! なんと その区域には シアトルの 裕福な地区も 含まれていました

So/ the native kids outdid the Microsoft kids.//

つまり 先住民の子供たちが マイクロソフト・キッズを 超越したのです

This happened/ because the meaning of effort and difficulty were transformed.//

「努力」や「困難」 に対する捉え方が 転換されたが故に こんなことが 起きたのです

Before,/ effort and difficulty made them/ feel dumb,/ made them/ feel like giving up,/ but now,/ effort and difficulty,/ that's/ when their neurons are making new connections,/ stronger connections.//

以前は 努力や困難課題は 「頭が悪い...」という思いや 「無理だ」という 諦めの気持ちを 生むものでした でも 今や 努力と困難こそ ニューロンが 新たな連結を より強い結合を 生み出している時間

That's/ when they're getting/ smarter.//

彼らが 正に 「賢くなっていく時」なのです

I received a letter recently/ from a 13-year-old boy.//

先日 13歳の男の子から 手紙をもらいました

He said,/ "Dear Professor Dweck,/ I appreciate/ that your writing is based on solid scientific research,/ and that's/ why I decided to put/ it/ into practice.//

彼曰く 「ドゥエック教授へ ― 僕は 貴方の著書が 確固たる科学的研究に 基づいていることを 感謝してます そして だからこそ 実践してみよう! と決めたんです

I put more effort/ into my schoolwork,/ into my relationship/ with my family, and/ into my relationship/ with kids/ at school,/ and I experienced great improvement/ in all of those areas.//

僕は 学校のことを もっと 頑張るようにしました それに 家族との関係 そして 学校の みんなとのことも そしたら ― それぞれ 全部で めざましい進歩を 体験できました!

I now realize/ I've wasted most of my life."//

僕は 人生のほとんどを 無駄に生きてきたって 今ならわかります」

Let's not waste any more lives,/ because/ once we know/ that abilities are capable of such growth,/ it becomes a basic human right/ for children,/ all children,/ to live in places/ that create/ that growth,/ to live in places filled with yet.//

もう いかなる命も 無駄にするのは やめましょう! 様々な 「能力」が ― 開発・育成できるもの だとわかった以上 これは 子供たちの 「全ての!」子供たちの 「基本的人権」なのです 真に 成長可能な「場」に 生きることが 「まだ」に 満ち溢れた世界に 生きることが

Thank you.//

ありがとうございました

(Applause)//

(拍手)



マインドセット
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